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謹賀新年

2017年01月01日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

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謹んで新春のお慶びを申し上げます。

本年も大三島は快晴に恵まれ、清々しい1年の幕開けとなりました。

皆様は2017年のスタートをいかがお過ごしでしょうか。

ご家族と過ごされる方、お友達と過ごされる方、お仕事の方、皆様思い思いに過ごされていることと存じます。

ミュージアムは毎年元旦から仕事始めとなっていますが、ミュージアムからの瀬戸内海の圧倒的な眺望を前に、気持ちも一新。

2017年がどのような年になるか、思いをはせております。

 

伊東豊雄建築ミュージアムは1月1日(日)~1月3日(火)も開館しております。

開館時間:通常通り9:00~17:00

※1月4日(水)は休館致しますので、ご了承ください。

現在、ミュージアムでは「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト2016」を開催中です。

施設を通じて、大三島を体感しにいらしてください!!

皆様のご来館をお待ちしております。

 

今日のTIMA

2016年12月08日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

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朝晩の冷え込みが厳しくなり、12月に入り一段と冬らしくなった大三島。

お天気がとてもよかったこの日は、いつにも増してミュージアムから眺める夕日が鮮やかでした。

16時ごろから徐々に日が落ちだし、17時にはご覧のとおり瀬戸内海が夕日に染まります。

オレンジとも赤とも言えない夕日の色が、島々を照らしながら水平に広がっている様子は圧巻です。

空気が澄み切った冬だからこそ、こんなに深い色になるのでしょうね。

夏や秋の夕日とはまた違った美しさです。

来館されたお客様と思わず、感嘆の声が出るほどの光景でした。

思わずうっとり…です。

 

 

 

 

岩田健母と子のミュージアム コンサート「雅楽空間」が開催されました。

2016年10月16日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

2016年10月15日(土)に伊東豊雄建築ミュージアム主催で岩田健母と子のミュージアム コンサート「雅楽空間」が開催されました。

「雅楽空間」は昨年も開催され、今回で2回目となります。

「雅楽空間」では演奏体験ワークショップも開催され、出演者の中村仁美さん(篳篥)、日比和子さん(笙奏)、伊崎義之さん(竜笛)が指導してくださいました。

参加者は「音はかろうじて出るものの、なかなか音色にならない…」と苦戦されている様子。

しかし、貴重な体験に感動したという感想もいただけました。

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写真1:演奏体験ワークショップで中村さんより篳篥を教わる様子

 

日も暮れ始め、少し肌寒い気候でしたが、コンサート会場の岩田健母と子のミュージアムには多くの方々に来場していただきました。

定刻になり、コンサートはスタートしました。

はじめに司会者の伊東建築塾 古川さんより9月28日に他界された岩田健先生について、

ご冥福をお祈りするとともに、岩田先生の紹介をしました。

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写真2:コンサート冒頭、挨拶をする作曲家の石田多朗さん

 

1曲目は追悼の意をこめて、岩田先生の温かなお人柄とご自分のお母様、お兄様が創作の原点だったことから、童謡の「故郷(ふるさと)」。

誰もが触れたことのある楽曲と雅楽特有ののびやかな音色にすっと心に染み入るようでした。

多くの方がふと脳裏にご自分のご家族の絵が浮かんだのではないでしょうか。

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写真3:会場の様子

コンサートでは会場全体を利用して、出演者がフォーメーションを変えながら演奏し、会場の音の響きに変化を与えていました。

天と地の間を行き交う「竜が空へ立ち上る鳴き声」とも例えられる龍笛。

「天から差し込む光」と称される笙。

主旋律を奏でる楽器で「地上の音」と称される篳篥。

今回のコンサートではソロ曲も演奏され、龍笛の伊崎氏による「蘇合香序一帖」、日比氏による笙の即興演奏、中村氏による篳篥の「舞える笛吹き娘」が演奏されました。

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写真4:篳篥は小さな楽器だが、奏でる音は想像をはるかに上回る壮大さ

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写真5:複数の音域が奏でられる笙は、一音でゆっくりと心地のよい音色が響きわたる

 

3名によるアンサンブルでの「永遠の風景」を演奏。

この曲は石田氏が今回のコンサートのために作曲した新曲で、去年で披露した「死者の書」と兄妹のような曲です。

死後の世界の永遠の平穏と現世には戻れない寂しさをコンセプトにつくられたそうです。しっとりとやさしさに溢れる一方で、はかなさが漂う楽曲でした。

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写真6:3名が揃うと、会場は荘厳な雰囲気に包まれます

 

1時間のコンサートの中で、古典雅楽の楽曲からソロ、新曲雅楽も演奏され、盛りだくさんの内容でした。

 

第2回目の開催となる「雅楽空間」は日々の喧騒から一時離れることのできる場所になったのではないでしょうか。

笙、篳篥、龍笛がそれぞれ「天」「地」「空」を意味するように、音楽表現がそのまま宇宙を創ることと考えられてきた雅楽は、自然の中での演奏に一番適した音楽ともいえます。

雅楽器の音に加え、鳥の声、風の音、海の音など大三島の環境の条件全てを包括した中に人がいれることは、とても貴重なコンサートなのかもしれません。

建築、彫刻、集う人々が「雅楽」によって、さらなる一体感を感じさせるコンサートでした。

コンサート中、不思議と「母と子」を主題とした岩田先生の作品たちが、いつにも増して表情豊かに見えました。

 

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

そして、コンサートを企画してくださった石田さん、出演者の中村さん、日比さん、伊崎さん、協力者の皆様ありがとうございました。

 

 

【曲目】

1.ふるさと

2.盤渉調音取

3.盤渉調超殿楽

4.蘇合香序一帖 (龍笛ソロ)

5.即興(笙ソロ)

6.舞える笛吹き娘(篳篥ソロ)

7.永遠の風景

8.壺越調調子

9.胡飲酒序

10.胡飲酒破

音と映像のコンサート「世界」を開催しました

2015年05月30日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

作曲家・石田多朗氏、映像作家・勅使河原一雅氏、映像エンジニア・岸本智也氏の3名をお迎えし、音と映像による幻想的なコンサートを開催しました。

会場は伊東豊雄建築ミュージアムのシルバーハットを予定していましたが、当日は今にも雨が降り出しそうな曇り空。

残念ではありますが、大三島公民館の大ホールでの開催となりました。

 

定刻となり石田氏が奏でる銅鑼の音とともにコンサートが開演。

銅鑼の反響音がじわりじわりと会場を包みこむと、銅鑼の緊張感のある音色とスクリーンから滲み出てくるような映像により、一瞬にして会場の世界を一変させました。

©Manami Takahashi

©Manami Takahashi

石田氏が即興で奏でる音楽と連動しながら、鮮やかな色彩やモノクロの緻密な幾何学模様など、刻々と様相を変えながら映像が暗闇の中で浮かび上がります。

その空間に身を置くと、ざわざわと気持ちがざわめく感情が湧いてきました。

幻想的な反面、人の潜在的な部分にも触れるような不思議な存在感が音と映像にありました。

©Manami Takahashi

©Manami Takahashi

©Manami Takahashi

©Manami Takahashi

コンサート終了後、出演者によるトークイベントが行われました。

演奏時とは打って変わって出演者の皆さんの親しみやすい一面も垣間見ることができ、和やかな雰囲気でお話が進んでいきました。

お話の中で石田氏は「風や木々のざわめく音、鳥たちのさえずりを壊さずに音楽を演奏することを考え、演奏は最小限でも構わないと思っていました。雨になり会場が変更になってしまいましたが、少しでも大三島特有の環境を会場の中に繋げたいと思い、ホールの窓は開けたままにしました。」と答えていらっしゃいました。

©Manami Takahashi

©Manami Takahashi

ぜひ次回はシルバーハットの半屋外のワークショップスペースで公演を拝見したいものです。

今まで見たことのない公演を創って下さった出演者の皆さまに感謝いたします。

また来場してくださった多くのお客様、天候の悪い中、会場まで足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

 

 

☆最後に

会場のスクリーン製作にご協力してくださった奥野家の皆さま、本当にありがとうございました。

本庁、支所の皆さん、大三島町地域おこし協力隊の小幡さん、吉井さんもご協力ありがとうございました。

 

【参加者募集!】信濃毎日新聞新松本本社「まちなかプロジェクト」シンポジウム&ワークショップのお知らせ

2015年05月26日 / 今日のTIMA

古川きくみ(伊東建築塾)

信濃毎日新聞新松本本社「まちなかプロジェクト」とは、伊東豊雄建築設計事務事務所が設計を担当する「信濃毎日新聞社」 (長野県)の松本本社移転計画にあたり、街なかにおける新しい新聞社のあり方について、ワークショップを通して地域住民のみなさんと一緒に考えていくプロジェクトです。
コミュニティデザイナーとして山崎亮さん(Studio-L)の協力も得ながら、6月からいよいよプロジェクトが本格的にスタートします。
6月6日(土)には、キックオフとなる公開シンポジウム、翌7日(日)には第1回ワークショップが開催されます。
ご興味のある方はぜひご参加下さい!
※両方とも要申込、締切5/31(今週末です!)

公開シンポジウム(要申込)

まつもと市民芸術館芸術監督・串田和美氏、コミュニティデザイナー・山崎亮氏、松本本社の設計者である建築家・伊東豊雄の3名による鼎談

◇日時 6月6日(土)午後3時〜5時(開場午後2時半)
◇会場 信大全学教育機構第1講義棟・20番講義室
◇住所 松本市旭3―1―1(公共交通機関やお近くの駐車場をご利用ください。)

ワークショップ(要申込)

◇日時
第1回 6月7日(日)
第2回 6月21日(日)
第3回 7月20日(月)
いずれも午後1時~午後4時。

◇会場 本町ホール
◇住所 松本市時計博物館4階、同市中央1の21の15

※シンポジウム・WSの詳細や申し込みは以下のURLよ りお願いいたします。https://nano.shinmai.co.jp/shinmai/soumu_detail/?id=750

※信濃毎日新聞の関連記事です。ご興味のある方はぜひご覧ください。(PDF)matusmoto_machinaka_project

サイクリング

2015年04月15日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

4月に入り大三島ではサイクリストを見かけることが増えました。
颯爽と島内を駆け巡るサイクリストに触発され、自転車で伊東豊雄建築ミュージアムまで出勤することにしました。

序盤は風を感じながら軽快にペダルをこいでいましたが、第一の難関・台(うてな)の上り坂ですでに足がパンパンに。。(まだ開始5分ほどです。)
普段の運動不足を痛感しました。
苦しい上り坂と爽快な下り坂を繰り返し、島の起伏を体感。
時折、桜吹雪を浴びるなど豊かな自然を体感。
これがサイクリングの醍醐味ですね。
後半は意地になりながら、シルバーハットでの一服を目標にこぎ続け、どうにかミュージアムに到着。
念願の一服は海を眺めながらのお茶。
ささやかな達成感を味わえました。

後日、知人からの必死の形相でサイクリングに励む姿の目撃談もいただき、少々恥ずかしい気もしましたが、車では味わえない思い出ができました。
体力に自信のある方は自転車での島内めぐりもいいかもしれません。
その際は車などにお気をつけください。また水分補給もお忘れなく。
サイクリストのご来館もお待ちしています。
シルバーハットのワークショップのスペースで瀬戸内海を眺めれば、疲れた体も癒されますよ。
ぜひ建築とロケーションを堪能しにいらしてください。

伯方児童館ワークショップ「小さなハットをつくろう!」

2015年03月07日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

伯方児童館「アートのまち」にてワークショップ「小さなハット(小屋)をつくろう!」を地域おこし協力隊の鍋島さんとともに行ってきました。
竹と布を利用して、子どもたちに簡単な小屋を作成してもらいました。

まずは竹のフレームの組み立て。
みんなきれいな三角形がつくれるかな?という心配は無用だったようで、順調に組み立て作業を終えました。

竹の組み立てが終わったら、布に絵を描いたり、りぼんをつけて自由に彩ってもらいました。

こちらのグループは海をイメージして布に絵を描いていました。


こちらのグループはお花畑の小屋をイメージして製作中。


お母さんと一緒にハートのハットを製作中。


色んな布を組み合わせてかわいらしいハットが完成しました。


完成したハットの中はどうでしょうか。


布に穴をあけて窓をつくったり、扉を開閉できるようにアレンジしたり、力作ができました。


いろんな素材を使ったり、旗を先端につけたりとこだわりの小屋を製作中。
おやつの時間も忘れて没頭していました。


思い思いのオリジナルハットが完成!
最後はみんなお家へ持って帰るほど、気に入ってくれたそうです。

◆お礼◆
○ボランティアスタッフの学生さん、小さな子どもたちのフォローをしてくださってありがとうございました!

○伯方児童館の大田さん、松本さん
ワークショップに声をかけていただき、ありがとうございました。
先生方にもご協力いただき、和やかに楽しくワークショップを行うことができました。

○國貞館長と大三島支所の小池さんにも準備の竹の切り出しを手伝っていただきました。
地道な作業にお付き合いいただき、ありがとうございました。

○地域おこし協力隊の鍋島さんには事前のモックアップ作業や当日の進行など協力いただき、ありがとうございました!

謹賀新年

2015年01月01日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

伊東豊雄建築ミュージアムは2015年1月1日から開館しております。
今年初めての営業は雪交じりの中でのオープンとなりました。
三が日(元日、2日、3日)も通常通り開館しております。
開館時間:9:00~17:00

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今治北高等学校大三島分校 「みんなでつくる福祉施設」

2014年12月04日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

2014年9月より、今治北高等学校大三島分校の授業の中で2年生と一緒にグループホームの設計に挑戦しました。
文化祭の発表に向けて、みんなで一生懸命頑張りました。

○はじめに
伊東豊雄建築ミュージアムの紹介と伊東豊雄さんの建築の事例をあげてお話をさせてもらいました。
そして課題発表!「みんなでつくる福祉施設」
高齢者が集まって住むみんなの家を考えてもらいます。

○実測
まずは教室を測って部屋の大きさを数値で出してみました。


扉の高さや、机の大きさも測ってみる。


教室くらい大きさがあれば、18人くらい人がいても広々使えるね。

○グループに分かれてディスカッション
グループに分かれてどんなグループホームなら居心地がいいか話し合いをしてもらいました。

・どんな人が住んでいるのかな?
・建物の周りに庭をつくって散歩できるようにしよう。
・アットホームな施設をつくりたい。
・趣味に没頭できる部屋をつくろう。
・体を動かすことができる大きな部屋をつくろう。
・見て楽しめる庭をいくつかつくりたい。
・寝室をあまり大きすぎると落ち着かないかな。
・家庭菜園をつくったら、みんな自然と体を動かすことができるかも。
など、話し合いで様々な意見がでました。

話し合い後、グループごとに自分たちの意見を発表。

○エスキス  実際に設計してみよう!
居室の配置や大きさなど何度か試行錯誤しながら、完成へ向けてエスキスを行いました。
・どのようにしたら、どの部屋からもきれいに庭が見えるかな?
・リビングを大きくとって、ここでみんなでおしゃべりしたり、くつろげるスペースになるといいな。
・雰囲気の違う庭をつくりたい。
・テラスを配置して外で過ごせるスペースをつくりたい。
・グループホームの職員さんも一緒に集える空間だといいよね。
・地域の人も遊びに来てくれる場所があるといいな。
・キッチンは使い勝手のいいように、配置を考えたい。
・木質の床がいいな、でもカーペットのほうが、リラックスできるかもしれない。
・お茶室をつくったら、みんなでお茶を飲みながらゆっくり過ごせるかも。
グループごとに話し合いながら、設計を進めていきました。
設計を進めるうちにどんどんアイディアが膨らんでいきます。

○図面の清書
図面を描く基本的な練習をしてから、本番に臨みました。

「ここは断面線で大丈夫ですか?」
「断面線で合ってるよ!」
そんな掛け合いを何度も繰り返しながら、作業を進めていきます。

無事に図面完成!
文化祭での発表に間に合いました。

○最終発表会
最後の授業では各グループに完成した図面とともに発表をしてもらいました。

クラスメイトがどんなグループホームを設計したか、みんな気になるようで自然と意見や質問がでました。
みんな達成感もあってか楽しく和やかな雰囲気の中、発表が進みました。
それぞれのグループで素敵なグループホームができました!


分校2年生のみなさん、おつかれさまでした!
休み時間や空いてる授業の時など時間を見つけては図面書きに励んでくれました。
3か月という短い間でしたが、定期的に2年生のみんなと会って作業をしてきたので、終わりを迎えた時は寂しい気持ちになります。
本当に大変だったと思いますが、素直にそして楽しそうに取り組んでくれて、ありがとうございました。
サポートしてくださった分校の先生方ありがとうございました。

PALAIS DE TOKYOのみなさんがご来館されました。

2014年11月17日 / 今日のTIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

11月16日、尾道市立美術館の学芸員 宇根元さんとパレ・ド・トーキョー(PALAIS DE TOKYO)のみなさんがミュージアムに来館されました。
パレ・ド・トーキョーは、現代芸術の創造を目的とした、ヨーロッパで最大規模のアート・センターの一つです。
11月22日から尾道市立美術館で行われる「4次元プロジェクト」に出展するアーティストのみなさんで、作品の制作の合間を縫って来館してくださいました。

みなさんアーティストの方たちなので、シルバーハットの設計プロセスなどに興味を持たれているようでした。

「4次元プロジェクト」展楽しみにしております。
ご来館いただき、ありがとうございました。

4次元プロジェクト
2014年11月22日(土)~2015年1月12日(月・祝)