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「大三島の自然を食べよう!」を開催しました。

2019/10/28 / Today's TIMA

山田安紀(伊東豊雄建築ミュージアム)

2019年10月13日(日)に大三島の自然の魅力を伝えるイベント「大三島の自然を食べよう!」を開催しました。

地元の元婦人会のメンバーが中心となって結成した「大三島の自然を守る会」は、大三島の環境と地域を大切にしたいという思いで、島内の希少な動植物や自然景観の保護活動、地域の清掃など多岐に渡って活動をされています。そうした活動の中で、「島内外の方に大三島の自然の豊かさや魅力を体感してもらいたい。」との思いから、今回イベントを一緒に行うことになりました。

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イベントでは大三島の自然を食を通じて楽しんでいただきたいと、芋煮にところてん、イギス豆腐と自家製の漬物がトッピングされたおにぎりなど、大三島の郷土料理を含めた盛りだくさんの内容のランチを販売したり、自然素材を使った手作り雑貨や植物の販売も実施しました。

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前日の仕込みから、手際の良さ、連携ぶりには感嘆です。さすが元婦人会メンバー。
自家製のしそジュースに桑の葉茶、漬物など、皆さんが家庭で実践されているレシピを公開してくださったりと、これから役立てる知恵をたくさん教えてくださいました。

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材料も農業をされている会員の皆さんの協力を得て、大三島で育てられた食材を集めることができました。
今ではめずらしくなったという大三島産の天草やいぎすを提供していただきました。
天草は地域によって味が変わるようで、大三島ならではの味がするとのこと。磯の香りが際立ち、弾力のある食感でとても美味しかったです!

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会員の皆さんは多才な方がたくさんいらっしゃり、会場では植物の展示や同会の活動に関する写真を展示されました。

植物の展示では、華道の先生が中心となって、会場にお花を生けてくださり、会場を華やかに彩っていただきました。
生け花には秋の七草やミュージアムの庭に自生している植物を加えていただいたりとアイディアが満載でした。

写真展示では、希少生物・ダルマガエルの生息地となる田んぼづくりや島の中心にある安神山の遊歩道の清掃など、様々な活動の様子が会員の皆さんの生き生きとした表情と一緒に記録されています。
写真を拝見していると日本の四季を感じることができたり、皆さんが楽しみながら活動に参加されているのがよくわかります。
同会の長年の努力を垣間見ることのできる展示となりました。

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イベントの最後には、野草のミニレクチャーもしてもらい、身近にある植物の解説や会員の方が実践しているヤマモモを使った虫刺されのかゆみ止めの作り方など、植物を生活に取り入れる工夫を知ることができました。

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今回のイベントでは、大三島の自然を守る会の皆さんのお知恵や技を拝借し、自然が身近に溢れていること、日常においても視点を少し変えるだけで、新しい世界が広がることに気がづくことができました。

島内外から沢山の方にお越しいただき、通常のミュージアムとは違う楽しみ方をしていただけたと思います。来場者の方々が気さくな会の皆さんと交流をする機会にもなり、とても温かなイベントとなりました。

大三島の自然を守る会の皆さま、ご来場いただいた皆さま、ご協力いただき誠にありがとうございました!