今治市伊東豊雄建築ミュージアム

  • Event vol.36

    2025.10.18

すでにそこにある存在と、その美しさに気づくためのコンサート

 

Animistic Music

 

2025年10月18日(土) 13:00 START (開場:12:30)



このたび今治市岩田健母と子のミュージアムにおいて、雅楽とクラシックを融合したコンサート「Animistic Music」(造語)を開催いたします。

 

楽器の音が大きく鳴ると、楽器の音は目立ちます。

しかし、そこから楽器の音が徐々に徐々に小さくなると、

段々と元々鳴っていた環境音の方が相対的に大きく聴こえてきます。

その楽音と環境の音がクロスする【音の境目】にじっと耳をすますと、

普段は当たり前のものとして捉えていた波の音や風の音が新鮮に聴こえてきます。

 

音楽家 石田多朗さんのピアノと笙奏者 中村華子さんが誘う雅楽空間を軽快なトークと共にお楽しみいただけます。ぜひ家族やご友人とお誘い合わせの上、お越しください。

 

プログラム:

12:30 開場

13:00〜14:30 演奏

14:30〜14:40  アフタートーク

 

会場:

今治市岩田健母と子のミュージアム(愛媛県今治市大三島町宗方5208-2

 

定員:

70名 事前申込制 入場無料  

 

申込方法:

申込フォームもしくはFAXによる事前申込が必要です。

申込フォームはこちらから

※申込フォームは9月17日から受付開始いたします。

・FAX:0897-74-7225

※チラシの記入欄にご記入の上、送信ください。

 

申込締切:

2025年10月14日(火)

※PCのメールが受信可能なメールアドレスより送信ください。携帯電話のメールで受信制限をしている場合、apply.e-tumo.jpのドメインが受信できるよう設定してください。

※先着順とさせていただきます。定員に達した時点で申込終了となります。お早めにお申込みください。

 

詳細は、下記PDFデータをご覧ください。

すでにそこにある存在と、その美しさに気づくためのコンサート

「Animistic Music」

 

 

石田多朗/いしだ たろう/作曲家、音楽監督

 

ボストン生まれ。23歳から音楽を学び始め、翌年、東京藝術大学音楽学部に合格。同大学院修了後、2014年に雅楽作曲に挑戦し、オリジナル楽曲「骨歌」が坂本龍一に評価される。

その後、重度の精神疾患を経験し、栃木県那須町へ移住。一時は音楽から離れるも、その間に音楽哲学を再構築し、再び創作の道へ戻る。

2022年、ドラマ『SHOGUN』の総合アレンジャーを担当。エミー賞作曲賞・テーマ曲賞、グラミー賞などにノミネートされ、国際的な評価を受けた。

現在は雅楽と現代音楽、西洋音楽を融合させた独自の表現で、作曲・演出・プロデュースなど、多面的に活動している。2025年8月、雅楽×クラシックによる世界初のアルバム『常世』をリリースし、海外での活動も本格的に始動中。

株式会社Drifter 代表取締役:http://drftr.co.jp/

 

©Jörgen Axelvall

 

中村華子/なかむら はなこ 

 

国立音楽大学音楽学学科卒業。笙を宮田まゆみ、多忠輝、雅楽合奏を芝祐靖の各氏に師事。2006年度文化庁新進芸術家国内研修員。「伶楽舎」メンバーとして国内外で活動する他、「Shogirls 」「雅楽三昧中村さんち」などのユニットでの活動や、東儀秀樹のサポートメンバー(秀樹組)として参加。また笙のソロ作品やアンサンブル作品の初演や他ジャンルの芸術とのコラボレーションなど、幅広い活動をしている。石田多朗とは2021年「どんぶらこ」の活動から共演を重ねている。作曲家、他の演奏家、他ジャンルの芸術家からの信頼も篤く、年々、国内外でコラボレーションの機会が増えている。沖縄県立芸術大学非常勤講師。

株式会社BLUESHEET所属:https://hanakonakamura.b-sheet.jp

 

 

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